内外における、djb に対する印象にはつぎのようなものがあります:
しかしかれのソフトウエアや言動を見ると、その根底に流れている真のねらいは セキュリティ重視や審美性そのものではなく、その結果として生じる 「管理コストの削減」にあるようです。 まあそのためにここまでやるか、という驚きはありますが…。
(以下、[...] 内は新山の個人的な印象)
それにひきかえ、Sendmail や Postfix は年に何度もバージョンアップしている。
これに費やされる管理者の無駄な時間、および気苦労をへらそう。
それにひきかえ、Bind は年に何度もバージョンアップしている。 設定ファイルも複雑。
これに費やされる管理者の無駄な時間、および気苦労をへらそう。
それにひきかえ、Apache 1.3.x はいまだにときどきセキュリティパッチが出る。
これに費やされる管理者の無駄な時間、および気苦労をへらそう。
RedHat と FreeBSD と Solaris ではデーモンの管理方法が違うため、 機種ごとに覚えなおさなければならない。
これに費やされる管理者の無駄な時間、および気苦労をへらそう。
RedHat と FreeBSD と Solaris ではパッケージの管理方法が違うため、 機種ごとに覚えなおさなければならない。
これに費やされる管理者の無駄な時間、および気苦労をへらそう。
もし qmail や djbdns の派生物にセキュリティホールができたら、バージョンアップしなければならない。
これに費やされる管理者の無駄な時間、および気苦労をへらそう。
したがっていまアプリケーションを IPv6 に対応させても一部の趣味人を喜ばせるだけで終わる。
これに費やされる djb の無駄な時間、および気苦労をへらそう。[ここは、笑うところ]
Last Modified: Tue Jun 3 12:30:31 EDT 2003 (06/04, 01:30 JST)
Yusuke Shinyama